ROKUMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)の豆「サルサワブレンド」レビュー|カフェラテにも合う深煎りコーヒー

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日本一の焙煎士が代表を務めるロクメイコーヒーで展開するブレンドの豆、サルサワブレンド。

「夜」をイメージしてつくられたサルサワブレンドは深煎りで飲みやすく、キャラメルのようなほろ苦い甘さが特徴です。

ブレンドされるコーヒー豆は、最高品質の「スペシャルティコーヒー」だけ。

自分へのご褒美、大切なギフトとしてもおすすめできます。

ロクメイコーヒーのサルサワブレンドを飲むと、いつものコーヒーの時間がワンランクアップし、カフェで過ごしているような時間を自宅で味わえますよ。

それでは、ロクメイコーヒーのサルサワブレンドのレビューを紹介していきます。

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ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)はどんな会社?

画像:ROKUMEI COFFEE

ロクメイコーヒーは奈良で1974年に創業したスペシャルティコーヒー専門店です。

コンセプトは「スペシャルティコーヒーを通じて日常を豊かに」ということ。

代表の井田さんは、コーヒーを飲む人だけでなく生産者にも想いを寄せて「幸せの輪を広げる」がミッションだ、と公式ホームページの挨拶で記されています。

ロクメイコーヒーの特徴

  • 焙煎技術を競う日本大会「JCRC」の2018年の大会で優勝した井田 浩司さんが代表
  • 栽培地まで追跡できる高品質な「スペシャルティコーヒーの豆」のみをセレクト
  • コーヒー豆の魅力を高い焙煎技術で最大限に引き出す

ロクメイコーヒーはコーヒー好きな人・大切な人へのギフトにコーヒーを贈りたいと考えている人におすすめです。

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コンセプトも共感できるし、鹿マークのロゴもかわいくておしゃれ!

ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)・サルサワブレンドはどんなコーヒー豆?

「サルサワブレンド」はロクメイコーヒーが販売するブレンド4種類のうちのひとつです。

品名SARUSAWA BLEND
原材料コーヒー豆
※すべてスペシャルティコーヒー
生豆生産国名エルサルバドル・ブラジル・インドネシア
風味BITTER
焙煎度FULLCITY ROAST
保存方法冷暗所での保存
賞味期限焙煎後約4か月

サルサワブレンドは「夜に飲むコーヒー」をイメージしてつくられたブレンド。

画像:ROKUMEI COFFEE

使用している豆は、すべて最高品質のスペシャルティコーヒーのみです。

フレーバーはダークチョコやキャラメルといった、ほろ苦さのある甘さやコクが特徴。

ミルクとの相性が良くカフェオレが好きな人、酸味のあるコーヒーが苦手な人におすすめです。

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「フレーバー」とは、コーヒーを口に入れたときに感じる香りや風味を表すコーヒーの専門用語だよ!

【レビュー】ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)・サルサワブレンド

今回、わたしはサルサワブレンドをロクメイコーヒーの公式オンラインショップで取り寄せました。

届いたロクメイコーヒーのサルサワブレンドが、どんなコーヒー豆だったかレビューしていきます。

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注文した翌日に発送メールがきました!

届いたのは発注日に焙煎された新鮮なコーヒー豆

今回届いたロクメイコーヒーのサルサワブレンドは、オンラインショップで注文した当日に焙煎されたコーヒー豆でした。

偶然もあったかもしれませんが、こうして焙煎日の明記があると新鮮さがわかり安心感・信頼感が持てます。

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以前UCCコーヒーセミナーを受講して、焙煎して4日後くらいからが味がなじんで飲み頃だと教わったよ!

コーヒー豆の鮮度を保つパッケージ

ロクメイコーヒーのサルサワブレンドが入っていたパッケージには、コーヒーの鮮度をキープする「ガス抜きバルブ」がありました。

ガス抜きバルブは、袋の内側の炭酸ガスを逃し、外側から空気(酸素)が入り込むのを防ぐ構造です。

焙煎したコーヒー豆は以下の2つの特徴があります。

  • コーヒー豆に酸素が触れると劣化する
  • 焙煎したコーヒー豆からも少しずつ炭酸ガスが抜けていく

パッケージにガス抜きバルブがあることで、上記のどちらも防げるのでコーヒー豆の新鮮さをキープできます。

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袋からほわんとコーヒーの香りがしてしあわせな気分◎

届いた豆のコンディションは良好

上は一般的な豆・下がサルサワブレンドで、それぞれ10g

写真は上が一般的なコーヒー豆(100g320円程度)、下がロクメイコーヒーのサルサワブレンド(100g864円)です。

一般的なグレードのコーヒー豆は、写真上部の矢印部分のように欠けた豆が入ったり、大量生産になると焼きムラが出やすくなります。

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写真の上の豆は、一般の豆でも状態がいい方だと感じます!

対してロクメイコーヒーのサルサワブレンドはコーヒー豆の中でも最高品質の「スペシャルティコーヒーの豆」のみで作られているため、粒の大きさが揃っており、欠点豆もなしでした。

抽出したのは焙煎3日後に該当する日です。

コーヒー抽出時にふっくらとドームができ、コポコポとガスが抜けていくのはコーヒー豆が新鮮である証拠

届いた豆のコンディション

  • 欠点豆(欠けた豆や小石などの異物)なし
  • 粒がそろった豆
  • 焼きムラなし
  • 新鮮な状態の豆

以上のようにコンディションのいい豆が届くので、自宅用もギフト用も、どちらも楽しめそうです!

ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)・サルサワブレンドを飲んでみた感想

届いたロクメイコーヒー・サルサワブレンドを3つの抽出方法で試してみました。

豆とお水の量は1:15〜20が推奨されています。

※わたしの普段と同じ条件で比較するため「抽出方法により使用する豆の量が違う」「公式の推奨するレシピと異なる」点があります

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抽出条件は好みの影響が大きいところ。わたしは雑味が出にくいよう、高い湯温で気持ち早めに抽出するのが好みです!

クレバードリッパー(浸漬法)の場合

抽出条件
  • 豆 10g
  • 挽き 細挽きよりの中細挽き
  • お湯 190ml(仕上がり170mlくらい)
  • 温度 95℃
  • 浸漬時間 2分

※豆を細かく挽くとお湯との接地面積が増えて味が出やすいため、公式レシピより浸漬時間を短くしています

口当たりが良く冷めても味が変わらない

クレバードリッパーで抽出したサルサワブレンドは、冷めても酸味やえぐみを感じることなく、スッキリとした苦味を楽しめました!

軽やかな酸味があるエルサルバドルがブレンドされているからでしょうか。

深煎りでしっかりと苦味があるのですが重すぎず「飲みやすいな」と感じました。

サルサワブレンドの説明にあった「甘み」は控えめでした

どちらかというと、淹れたてのときに感じたカカオやナッツのような香ばしい苦味が、そのまま冷めていく…といった印象です。

もし「甘み」もしっかりと感じたいなら、お湯の温度をもう90℃前後まで下げてみるか、クレバードリッパーの浸漬時間を3〜4分にしてみてもいいかもしれません。

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クレバードリッパーはフレンチプレスとペーパードリップのいいとこ取りをした、初心者さんにおすすめのドリッパーです◎

使用したドリッパー

カリタウェーブ(透過法)の場合

抽出条件
  • 豆 15g
  • 挽き 細挽きよりの中細挽き
  • お湯 210ml(仕上がり180mlくらい)
  • 温度 95℃
  • 抽出時間 約2分

まろやかさも感じるが冷めると酸味が目立つ

カリタウェーブでハンドドリップしたサルサワブレンドは、温度の変化(冷めていく)とともに味わいが変わり、最後の方はフルーティーな酸味を感じました。

3種類のお豆を混ぜた「ブレンド感」を楽しめたのがカリタウェーブでハンドドリップしたサルサワブレンド。

淹れたての温度が高いとき(90℃前後)はカカオやナッツのような香ばしさのある苦味。

少し冷めてきて「ふー」としなくても飲めるくらいの温度になるとスッキリと後をひかない甘さや味わいを感じました。

冷め切ってからはエルサルバドルの酸味が目立ってきますが「酸っぱい!」という味ではないので、浅煎りや中煎りを普段好まれる方は楽しめるかもしれません。

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ロクメイコーヒーさんのパンフレットにあったレシピでつくってみました◎

使用したドリッパー

ビアレッティ・モカエキスプレス(マキネッタ)の場合

抽出条件
  • 豆 約10g
  • 挽き 細挽き
  • お湯 約120ml
  • 抽出時間 約4分

ミルクと好相性◎甘味と苦味を同時に楽しめる

マキネッタで抽出したサルサワブレンドは、一言で表現するなら「コーヒー豆の特徴をぎゅっと凝縮した味」でしょうか。

苦味も甘みも同時に感じて力強さがある味わいです。

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カフェラテがお好きな方に超おすすめ!

マキネッタが家にないけどカフェラテにしたい!という人は、

  • 豆を多め
  • お湯の量を少なめ

でコーヒーを淹れてみてくださいね。目安はふだんの倍くらい濃くするイメージです!

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ビアレッティのマキネッタは使い方も簡単で、エスプレッソ風のコーヒーがつくれるのでカフェラテにぴったり!

今回はレビューなので条件を繊細に設定しましたが、コーヒーは「あなたのおいしい」が正解!難しく考えずに楽しんでくださいね◎

使用した抽出器具

ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)・サルサワブレンドをおすすめできる人

3種類の抽出方法で試した結果、ロクメイコーヒーのサルサワブレンドをおすすめできる人はこんな人です。

  • コーヒー好きの人
  • ギフトにできるコーヒーを探している人
  • 深煎りのコーヒーが好きな人
  • カフェラテ好きの人
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ひとつずつ紹介していきます!

コーヒー好きの人

「なんとなく好き」からマニアさんまで、幅広く「コーヒーが好き」な人におすすめ!

ロクメイコーヒーは焙煎技術の高さが魅力のひとつ。

コーヒーは淹れる人の技術によっても味は変わります。ですが…

わたしが働く焙煎所のオーナー(超・超職人肌!)さんの話によると、実は「豆で7割くらいは味が決まる」と言われているほど、豆のコンディションが重要です。

豆の状態がいいとこうなる

  • 初心者さんでも安定した味に仕上げられる
  • マニアさんは焙煎所の特徴を堪能できる

中でもサルサワブレンドは、酸味が少ないので「万人受けしやすい味」とも言えます。

以上のことからロクメイコーヒーのサルサワブレンドは、幅広く「コーヒーが好き」な人におすすめです。

ギフトにできるコーヒーを探している人

豆の状態・味・パッケージ・価格帯など、トータルのバランスが良くギフトにおすすめ!

コーヒーが好きな人にとっては「毎日のむもの」だからこそ、「ちょっと品質が良くて高価なもの」はいただくと嬉しいですよね。

  • 素材がいい
  • 焙煎技術がいい
  • 新鮮な状態で届く
  • ブレンドされているので、バランスがよく万人受けしやすい味
  • シンプルでおしゃれなパッケージ

だからこそ、ロクメイコーヒーのサルサワブレンドは大切な人へのギフトにおすすめです。

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ドリップパックなど、もっとお手軽に楽しめるギフトセットもありました◎

苦味のあるコーヒーが好きな人

サルサワブレンドは深煎りなので、苦味があるコーヒーがお好きな人にぴったり!

深煎りコーヒーは酸味が少なく、苦味が楽しめるのが特徴です。

苦味のあるコーヒーが好きで「ロクメイコーヒーならではの味を楽しんでみたい」という人におすすめできます。

また、サルサワブレンドは「ブラジル・インドネシア・エルサルバドル」の豆で構成されています。

中でもエルサルバドルは比較的軽めのお豆なので「深煎りがいいけど、ちょっと軽やかな感じのコーヒーが飲みたい」という人にも、サルサワブレンドはおすすめです。

カフェラテ好きな人

サルサワブレンドはミルクとの相性がいいので、カフェラテ好きな人にぴったり!

サルサワブレンドがミルクと相性がいい理由は「苦味・コク・甘み」があるから。

ミルクと相性がいいと言われる「インドネシア」がサルサワブレンドの深みのあるコクをつくり出しているのでしょう。

ミルクと合わせてカフェラテにすることで、コーヒー豆の持つ香ばしい風味が引き出されます。

ロクメイコーヒーのサルサワブレンドは、カフェラテ好きな人にぜひ一度試してみてほしいブレンドです。

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キャラメルのようなほろ苦さが「オーツミルクとの相性も良さそう◎」と感じました!

ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)・サルサワブレンドの気になるところ

ロクメイコーヒーのサルサワブレンドを飲んでみて気になるところや「こんな人には合わないかも」と感じたことは2つあります。

酸味が絶対にダメ!という人はぬるくなると違和感を感じるかも

コーヒーの「酸味」は好みが大きく分かれるところ。

決して「酸っぱい」訳ではないのですが、冷めてくるとエルサルバドルの持つ柔らかな酸味が目立ちやすくなります。

エルサルバドルのフレーバーはチョコレートやナッツのほか、シトラス系の酸味が含まれます。

これまで一般的に酸味が目立ちやすい浅煎りのコーヒーを飲んでみて「苦手だ」と感じた人は、違和感を感じやすいかもしれません。

fuwari

80℃以上で飲んだときは感じなかったので、温度の目安にしてみてね

フルーティーさが好きな人は物足りなく感じるかも

逆に、普段浅煎りのコーヒーを楽しまれる人は「フルーティーさがあまり感じられない」と物足りなく感じるかもしれません。

もし、サルサワブレンドで少しでも酸味を引き出したい!と思った人は

  • 普段より豆を粗めに挽く
  • 抽出時間を短くする
  • 抽出温度を低めにする

以上の工夫をすれば酸味を引き出しやすくなります。

ROKEMEI COFFEE(ロクメイコーヒー)が買える場所

ロクメイコーヒーは実店舗のほか、ネットショップでも購入できます。

実店舗の本店は奈良市

画像:ROKUMEI COFFEE
店名ROKUMEI COFFEE CO.
住所〒630-8225 奈良県奈良市西御門町31
最寄駅近鉄・奈良駅
営業時間9:00~18:00(L.O.17:30)
定休日なし
座席数テーブル・32席
カウンター・8席
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この記事を書いた人

祖父の代からコーヒー好きの家庭に育つ。
母と叔母が姉妹で経営していた喫茶店のお手伝いをした経験あり。
UCCコーヒーアカデミー・ベーシックコース修了。

休日はカフェや焙煎所を巡ったり、お家でコーヒーをたててのんびり過ごすのがしあわせなひとときです。

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